甘い生活

ビューティフル・ヒューマン・ライフ

周回遅れのラストスパート

久々に大学へ行った。あんだけ広いと感じていたキャンパスもなんだかずいぶん狭くなったもんだなあと思った。
ゼミへ行った後はやることも無かったし、来るはずだった同期もサボって一人で暇だったから、3年前自主映画の撮影で使った、大学の近くにある廃校に一人で乗り込んだ。

f:id:syrup15g:20151009030432j:plain

ここにね、俺の大好きだった女の子が座ってて、「私のこと、好き?」って俺に問いかけてくるシーンを撮ったんですよ。
たまらなかったな、あれは。俺の歴史に刻まれた。

f:id:syrup15g:20151009030308j:plain

水の無いプールサイドで太陽が突き刺さるのがただ痛かった
 

カラッポの心でカラッポのプールを眺めていた。

むしろMちゃんが好きだった時の自分を追い求めているのかもしれない。Mちゃんの為なら何だって出来る気がした。絶対無理だってわかってる女の子を全力で好きになれて、振り向いてもらうために頑張れたあの頃の自分が好きだった。

-------------------------------------

編プロにようやくエントリーシートを出した。もう素直に「好きを仕事にしたい」みたいなことを書いた。それでダメならもう知らん。

そして、実はまたやらかしてしまおうと画策している。行動を起こすしかねえんだよ。結局。人生変えるには。
なんだかんだ後ろ向きなことを書いてしまったけど、それでもあと一周残ってる。コケても良いから走り抜けるしかない。

あの頃の自分に笑顔で手を振って周回遅れのラストスパート