甘い生活

ビューティフル・ヒューマン・ライフ

真っ暗なコインランドリーにいる

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閉店時間1時のコインランドリーに12時59分に滑り込んだ。閉店時間を過ぎても退店することは可能なので、一冊本を携えて汗だくで飛び込んだ。

洗濯に40分、乾燥にも40分。夢中になって本を読み耽っていたらいつの間にかに電灯が消えた。
真っ暗なコインランドリーはむしろ電気がついていた時よりも心が休まって、俺だけの空間だ、という感じがする。
いつでも出られる。誰も入って来れない。


久久久方ぶりに説明会へ行った。埃のかぶったスーツを嫌々着て、やっぱり時間ギリギリ息も絶え絶え会社に着くと、狭い会議室にはたった8席ぽっちで、来たのは5人だった。もう大体の就活生は内定を勝ち取って、残りの学生生活を気ままに謳歌してるんだろうか。いっぱいセックスしてるんだろうか。
履歴書が必要だった。
7月に書いた履歴書を持っていった。月だけ書いてしまっていたので、無理やり7を9に変えた。それだけだとあんまりかなと思ったので、日の方にも9と同じテイストで書いてみた。でも考えてみたら生年月日にも9はあるし、そっちの方が明らかに綺麗になっているので無駄だった。

今日からゼミ合宿だ。卒論の目次もサブゼミのレジュメも何もやっていない。
肉を喰って酒を飲んで女の子の胸の膨らみを横目で見ながら愚痴と不安を吐き散らかしてたい。