童貞の俺が行きつけの店で店員から連絡先を渡された時の話

あれは忘れもしない三年前の春の出来事。当時大学二年生だった俺は近所のカラオケに足しげく通っていた。大好きなMちゃんにフラれたフラストレーションを歌うことで発散していたのだ。 いわゆる「ヒトカラ」。それまでもちょくちょく通っていたが、春にはもう頻度が半端なかった。二日に一回は行ってた。その日も俺は平日…