甘い生活

ビューティフル・ヒューマン・ライフ

ニューshit

前に歌会に行った時、俺が一番若いんだろうなとタカをくくってたら二個下くらいの大学生がいた。
そいつは俺と同じ結社に入ってるやつで、名前を知っていた。そこそこいい短歌を安定して生み出す若い歌人だったので、仮想目標にしていた奴だった。

見た目が嫌だった。
今、この時代、にモテそうな塩顔で、絶対バンプとか好きで、絶対こいつの細くて白い二の腕の出っ張りが好き〜みたいに言ってる女がいるよって感じの。f:id:syrup15g:20170113023642j:plain
米津玄師?が一番近い。まさにこんなん。
服装もいい感じにオシャレで。
ああ、そうかわかったぞ「でも短歌やってます」感だ。

これは俺の私怨に満ちた目線でしかない。ネットで出会った割と可愛い女、をなぜかその歌会に連れてきたのが相当に気に食わなかった。
どうせ歌会を口実にして約束を取り付けたに違いないからだ。

ネットで知り合った女と実際に会う→そのために歌会に誘う
この図式だ。女は東京、男は関西から来ていたから、そういうこったろう。と、思う。

歌会、ってその女が短歌好きなら一緒に行くイベントとしてすげえ良いじゃんか。そいつが上手いなら尚更だよ。自分のスマートなところみせつけてさ。その後がスムーズじゃん。

そして短歌が気に食わねえ。上手いのは間違いない。俺と比べればチャオズとブロリーくらい差があった。

でも既視感と、何より気に食わねえのがおしゃれなところだ。おしゃれ。
おしゃれに「君」との関係を語るなよ。
確か「きみに風呂上がりのぼくのかおもみてほしいなあ」みたいな短歌だった。
うぜえって思った。女が好きそうな可愛い恋愛短歌。死ね。
上手いけど上手いだけだなって、嫉妬含まれてるけど確実にそうだった。「それっぽさ」があってそこそこ上手いのが本当にうざかった。「ぼくはただきみになりたいだけなのに二人ならんで映画をみてる」の斉藤斎藤の短歌的な、なんかその辺のやつをごちゃっとまとめて割ったようなものばかり作る奴だった。

半年位前だったけど思い出したので書いた
なんでだろう、いまになってむかつくのはさっきそいつのブログを発見して、久しぶりにスカした短歌を読んだからだろう

漏れわ短歌は読むだけでずっと詠めないでいる
漏れゎなにがしたい
漏れゎ。。。。。