甘い生活

ビューティフル・ヒューマン・ライフ

「たけCだ!」を共有したい

自販機のCALPISの「C」の下のところにちょうどたけしの顔写真があって、あ、これ、「たけC」だ!
と思って一人でくだらなさに笑ったんだけど、次の瞬間にむなしくなった。

こういう時に「彼女欲しいな」って思う。
俺の幻想の中の彼女はこういうくだらないことに笑ってくれたり、小突いてけなしてくれたりするような女の子だ。

友達や親では埋められない欠落感。
自分がこの世界で認められていない、という感覚は常にあって、親は大丈夫だと言ってくれるし、
友達は気にするなとか笑ってくれるけど、自分が認められるっていうことは肌身でちゃんと実感しないとだめだ。

風俗には数えるくらいしか行ってないけど、渋谷で俺好みの可愛いおばさんに抜いてもらった後の途方もない脱力感が忘れられない。
好きでもない女とセックス、の後の寂しさや嫌悪感も。クソ気持ち良かったけど。でも何回もやったら自己嫌悪でぐじゅぐじゅになっただろう。
身体は確かに気持ちよかったし、やれたらやるけど、「寂しさ」「脱力感」の来ないセックスをそろそろしてみたい。
それは必ずこの世に存在するものだと信じている。夢や幻想じゃないはずだ。

彼女欲しい!!!じゃなくて彼女、欲しい・・・!って感じになりつつある。
ふつふつと欲しい。彼女が。
一個の雄としての本能が警鐘を鳴らしている。このままでいいのかと。
俺が好きな女が俺のことをちゃんと好きになってくれる前に死にたくない。

前髪を上げた方が良い、とゼミの女子が言ってくれたのでこれからは前髪を上げる。
ポジティブな感じを出せば絶対にモテると言われたので、とりあえず会社で前向きを気取るところから始めてみよう。