パソコンの上でヤワな醤油差しが崩壊してぶちまけて起動しなくなって、その後メガネを踏んで横たわってスマホ弄ってたらお祈りメールがきた
さすがに何もする気が起きない
頭を振っても鈴の音は鳴らないしましてやそばで笑ってくれる女の子もいない
飛べるっていうこと生み出していくこと予定調和と言う名の翼
やわらかに世界と対峙するための0.5mmの浮遊感覚
「熱い仲間と働きやすい環境」信じたい言葉ばかりあふれて
きっとまたすぐにそこから逃げるのに検索ワード「次に行く場所」
全力のビンタをくれた担任の自殺が何も響かなかった
校長の長い話が聞きたくてふいにしてみる体育座り
モスキート音の好意で大好きな人に両手で耳塞がせる
この星のどこかで俺似の少年が同じ顔して泣いてるだろう
ありふれた孤独と不安にまみれてる六等星としての生命