大学で待ち合わせしてSちゃんと神保町へ行った
適当にぶらついてさぼうる行ってお酒飲んだ
結構いろいろ話したと思う ふつうに楽しかった あと店員さんがかなり好みだった
Sちゃんは顔を赤くして服を一枚脱ぎ足を組み替えた・・・あれはさすがに狙っていると思うんだよな
パンツに少しシミができた 二の腕舐めたいなと思った 俺は性欲の権化 OK?
帰りはしばらく散歩をした ちんぽは勃起してた
で、人気の少ない道で切り出した
「あーえっとさ・・・こんなところで言うのあれなんだけど・・・」
「えっあはい」
「俺、Sちゃ、Sちゃんが好きなんだ、あの、よかったら、俺の彼女になって下さい」
「えっ?えっ?」
「えっ」
俺の予定でここでSちゃんが顔を赤らめながら「はい・・・よろしくお願いします///」となるはずだった
「あの・・・突然でびっくりしちゃって」
「えっあーそうだよね・・突然でごめんね」
「いやでも全然うれしいんですけどホント・・・全く考えてなかったので・・・」
「そかそか」
「私たち会って間もない、いや結構会ってるとは思うんですけど、まだお互いのことそんなに良く知らないじゃないですか」
「俺はなんか、こうSちゃんが普通に可愛いなって思ったし、それでとりあえず一緒にご飯食べたいなって思ってご飯食べに行って、その時いろいろ話して、その時Sちゃんの前向きな考え方が好きだなって思って、それで付き合いたいなって思ったんだ」
「それは嬉しいです、でももっといろいろ、私多分先輩が思ってるより全然ダメな部分とかありますし・・・」
「俺もそうだよ、でも俺としてもちょっとボロが出そうで怖くってさ・・・」
「そうなんですねー・・・」
「うーん・・・」
「・・・」
「・・・」
沈黙があった
そこからちょっと話しては沈黙 ちょっと話しては沈黙 を繰り返した
「えっと・・・あの上から目線で申し訳ないんですけど、検討させてもらってもいいですか・・・?」
「おっお、いや全然待つよ俺」
「前向きな検討ってことで!」
「前向きな検討」
「あのなんかこう変な意味とかなくて、ほんとその言葉の通りっていうか、前向きな検討なので!」
「前向きでよかった~笑」
「やっぱり今はほんとにお互いのことまだよく知らないと思うので・・・」
「そうだよねー。じゃあ俺、もう来週会いたいんだけどいいかな・・・?」
「予定確認してまたわかったら連絡しますね」
「うんー。」
また歩いた
Sちゃんは自分の隠してた、人に言いたくない秘密みたいなのを教えてくれた
「私、口では前向きなこと言ってるんですけど、自分に全然自信が無いんですよ・・・」
四年前にMちゃんに言われたことを思い出した
『私、○さんが思ってるような人間なんかじゃないんですよ』
そうだった
人は弱い そして本当に前向きな女の子なんてそうそういるわけがない みんなどこかで誰かに支えられたいと思って生きている
前向きであれなんであれ、プラスのベクトルのレッテルを貼られてしまうことの息苦しさを俺は全く想像できていなかった
ということまでようやく察知できた今の俺がいた!
「俺も自信なんかなかったよ。でも最近は一周回ってイケるっしょ!とか思ってるし笑
それに、Sちゃんがしんどい時とか支えてあげられる位の自信ならあるよ。」
これ言うときちょっと俺成長したわーと思った
途中でテンパって全然飲みたくなかったのにポカリスウェット買った
頭の中で「流した涙の水分補給」というフレーズが再生された
で、別れた
帰ってから「今日は急にごめんね。さっき言ったことは今の俺の気持ちだから。おやすみー」
と送った(友人の添削を受けて)
「私こそろくに言葉を返せずすみませんでした おやすみなさい」と返って来た
色々考えてるんでしょうな
まー今回は本当に100パーセント行けると思っていってこれなんで、ほんと俺の人生って一筋縄でいかねえなと改めて思った
だし、もう昔みたいにストーカーになれるほど一途になれそうにないし相手に幻想抱けないし、適当に放流されるなら次行くぞ次!って全然思うけどね
でもいいなと思ったことデートに行けるなんてもう人生に片手で数えるくらいしか回数が無くて
そこまでこぎ着けてまた放り出すっていうのもあまりにもそれはそれで俺過ぎるというか オレオレオレオー
まあもうこれでしばらく返信来なくても来週誘うしガンガン行くわ
最近割とすぐ死ぬなと思った ここ数年で死ぬとかそういうことじゃなくて、この時間の流れの速さでいったらあっと言う間だなって
それこそ20代なんてあともう秒で終わるんだろうし
だからこそ女性とお付き合いをしたいんですよ!「いつかいい人が自然に現れるよ」なんてクソくらえなんだよ!
それがもし40代とかだったらどうすんだよ 嫌だよお・・・
フワーッってなりてえじゃん!お空を飛びたいの!俺は!
やるしかねえんだ!履歴書を書く手は進まなくてもやるしかねえんだ!